隣組ニュースレター２０２５年１２月

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4 日前
読了時間: 13分

隣組事務局長より一年の感謝を込めて

～ 2026年度　隣組会員登録更新のお願い～

隣組クラフトクラブよりウィッシュリスト《募集：編み物用の毛糸》

🍂 秋のバザー 🍂

アウティングレポート：ホワイトロックの高齢者施設訪

元気組は今日も元気！「知って楽しいクラフト教室」とのコラボ回

１１月隣組ライフセミナーご報告

Nikkei Craft Fair 2025隣組クラフトクラブが温かく彩った2日間

✨ソーシャルクラブ:ハンドベル音楽体験ご報告✨

📣コミュニティーからのお知らせ📣

S.U.C.C.E.S.S. 12月無料オンラインワークショップ「医療緊急時に備えよう」

ニュースレターアンケート

隣組事務局長より一年の感謝を込めて

今年もあっという間に12月を迎えました。振り返れば、202５年もたくさんの出会いや温かいご支援に恵まれ、隣組が“人と人がつながり、助け合う場所”として歩み続けることができた一年でした。心より感謝申し上げます。

隣組は、51年という長い年月の中で、会員の皆さま、ボランティアの皆さま、寄付者の皆さま、そして理事・スタッフの皆さまが力を合わせて支えてこられました。どんな時代であっても、必要とされる場所にそっと手を差し伸べる——その積み重ねが、隣組の存在意義であり、私たちが大切にしてきた「思いやりの文化」です。

今年も多くの方々が隣組に足を運び、プログラムやイベントに参加してくださいました。笑顔で集まり、共に学び、助け合い、支え合う姿を見るたびに、コミュニティの力の大きさを改めて感じます。皆さまお一人おひとりの関わりが、隣組を温かい居場所へと育て続けているのだと思います。

また、今年は新しい挑戦や協働も多く、地域の団体や支援者の皆さまと力を合わせながら、サービスの質向上や新たな取り組みを進めることができました。これもすべて、長年にわたり築かれてきた信頼関係のおかげです。

年の瀬が近づくと、慌ただしさの中にも一年を振り返り、支えてくださった皆さまの姿が心に浮かびます。今年も本当に、多くの皆さまに励まされ、助けられた一年でした。どうか、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

そして、来たる202６年も、皆さまにとって健やかで穏やかな一年となりますよう、心から願っております。隣組も引き続き、「安心して、楽しく、元気に」過ごせるコミュニティづくりを皆さまとともに進めてまいります。来年もまた、笑顔でお会いできますことを楽しみにしています。

どうぞ温かくお過ごしになり、素敵なホリデーシーズンをお迎えください。来年も隣組をよろしくお願い申し上げます。

有馬正子

～ 2026年度　隣組会員登録更新のお願い～

隣組会員のみなさま、いつも温かいサポートを頂き誠にありがとうございます。

2025年は、新しい取り組みや各種プログラム、サービスの拡張などを目指し、より多くの方々にサポートが届くよう活動を続けてまいりました。今後も活動を継続していくにあたり、みなさまからのサポートが欠かせません。2026年度の会員登録の更新を頂きます様よろしくお願い致します。プログラムへの参加、隣組ニュースレターの継続をご希望の方は、更新をお忘れなく。また、連絡先 (住所・電話・メールなど) の変更がある場合も、連絡をいただきますようお願いします。

更新開始日：2025年１２月１日（月）１０時より更新方法：以下のいずれかの方法でお願いします。[年会費＄４０]

１．電話にて：隣組へ電話（604-687-2172）し、更新及びクレジットカードにてお支払い

２．オフィスにて：直接隣組オフィスにての更新手続き

３．オンラインにて：下記URLから　またはQRコードをスキャンしてのオンライン更新とお支払い

会員登録

隣組クラフトクラブよりウィッシュリスト《募集：編み物用の毛糸》

クラフトクラブでは、来年1月・2月に子ども用セーターやベストを編み、販売するための冬の特別プロジェクトを予定しています。

つきましては、編み物用の毛糸（ヤーン）のご寄付をお願いしております。ご自宅に使わずに残っている毛糸などがありましたら、ぜひご提供ください。皆さまからのご寄付が、温かい手作り作品づくりに大きく役立ちます。

いつも隣組を応援してくださり、心より感謝申し上げます。

🍂 秋のバザー 🍂

11月1日に開催された秋のバザーは、楽しく、美味しく、そして地域のつながりを感じられる素晴らしい一日となりました！たくさんの来場者に恵まれ、今年も好成績で終えることができました。

今年は新しい試みもたくさん行いました。高級寿司の販売や、子ども向けワークショップ、遊び場の設置など、来場者に楽しんでいただける工夫をしました。家族や友人が一緒に楽しむ姿が見られ、バザーは本当に思い出に残る一日となりました。

ボランティアや支援者の皆さまには心から感謝申し上げます。皆さまの力と熱意があってこそ、このバザーは成功することができました。本当にありがとうございました！

アウティングレポート：ホワイトロックの高齢者施設訪

11月6日（木）、隣組のメンバーのみなさんが、ホワイトロックにある Aspira Peninsula Retirement Residence（アスピラ・ペニンシュラ高齢者施設） を訪問しました。

今回の訪問は、施設が提供しているサービスや生活環境、サポート内容について理解を深めることを目的として行われました。参加者は、アスピラのスタッフのみなさんに温かく迎えていただき、到着後にはランチをご馳走になりました。その後、施設内を見学し、居住スペースや共用エリアなどを見て回る機会がありました。また、アスピラによるエンターテインメントも楽しむことができ、和やかなひとときとなりました。

参加者のみなさんからは、「とても有意義で楽しかった」という声をいただいています。今回の訪問にあたり、温かく迎えてくださったアスピラ・ペニンシュラ高齢者施設のみなさまに心より感謝申し上げます。今後も、他の高齢者施設への訪問を計画しておりますので、ぜひ次回もご参加ください。

元気組は今日も元気！「知って楽しいクラフト教室」とのコラボ回

いつも元気な元気組で、11月3日と12日に岩瀬慧大（いわせけいた）さんによる「知って楽しいクラフト教室」が開催されました。現在ランガラカレッジでビジネスを勉強中の慧大さんは、昔から工作好きということで、隣組のために上記クラフト教室を考案してくださいました。

今回は、画用紙を小さく切って作る「花束」に挑戦しました。底をくり抜いて作ったプラスチックカップを利用して、画用紙の花弁を何層にもコップ際に貼り付けていくという作業。外側最初の４枚は貼るだけですが、層が厚くなるにつれ、花びら同志の間隔を考慮しつつ力をこめて貼り付けていく、マルチタスクが要求されます。皆さん、一心不乱に集中して見事あでやかな薔薇の花束を完成されました。努力ののち、美しい花束を手にした瞬間は、クラスから感嘆の歓声があがりました！

慧大さんの「知って楽しいクラフト教室」は、元気組とは別に、花束の他にもサキソフォンやカリンバ（ミニオルゴール）作る回も開催されています。

１１月隣組ライフセミナーご報告

日本語で開催された３回シリーズのセミナーは、12月15日まで隣組YouTubeチャンネルでご覧いただけます。

９月９日　あなたの足は大切なパートナー　足が喜ぶケア

１０月２８日　知ってて損はない！糖尿病ってどんな病気？早期発見につなげよう！

１１月４日　目指そう！活き活きライフ　日常生活に輝きを

１１月４日に終了した、医療法人芳優会・夕陽ケ丘佐藤クリニックの副院長佐藤芳樹医師と、糖尿病看護認定看護師の平田直美氏をお迎えして開催した「健康トークセミナー３回シリーズ」では、日本の現役医療従事者から最新の医療情報をわかりやすくご紹介いただきました。参加された皆さまからは活発な質問も寄せられ、日本とカナダの食生活の違いをはじめ、いわゆる成人病である糖尿病の早期発見の重要性、さらに見過ごされがちなフットケアについても理解を深めることができました。

BCアルツハイマー協会による3回シリーズセミナーの第2回「認知症の進行に伴う、コミュニケーション変化の理解と対応」

Alzheimer Society of BC の Support and Education Coordinator を迎えて実施している 3 回シリーズのセミナー第 2 回目が、ハイブリッド形式で開催されました。前半では、認知症が脳に及ぼす影響と、それに伴う言語理解や判断力の変化、さらには会話・ジェスチャー・表情などコミュニケーション全般に生じる変化について学びました。後半では、認知症とともに暮らす当事者の視点や感情に寄り添いながら、家族や友人などサポートする立場の人が理解しておくべき変化や、実践的なコミュニケーションのコツについて紹介されました。

途中の質疑応答では、病気そのものに関する質問が多く寄せられ、日本をはじめ世界で認知度が高まっている「認知症」であっても、いまだ疾患や当事者への理解が十分ではない現状が浮き彫りになりました。

シリーズの最終回となる 2026 年 1 月 27 日のセミナーでは、よりサポート側の視点に立ったコミュニケーションや理解のヒントを中心に学ぶ予定です。

Nikkei Craft Fair 2025隣組クラフトクラブが温かく彩った2日間

11月15日（土）と16日（日）、Nikkei National Museum & Cultural Centre にて開催された「Nikkei Craft Fair 2025」。館内ロビーやイベントホールには、手づくりの温もりあふれる作品が所狭しと並び、両日とも多くの来場者でにぎわいました。

今年も、隣組クラフトクラブのシニアボランティアの皆さんが、心を込めて作り上げたさまざまな作品を出品しました。編み物、布小物、、干し花カード、着物リメイクの洋服など、どれも丁寧に作られた一点物ばかり。テーブルの前には途切れることなくお客様が訪れ、作品を手に取りながら楽しい会話が生まれていました。

写真からも伝わるように、ブースは常に人であふれ、クラフトクラブの皆さんは作品の説明をしたり、製作秘話をお話ししたりと、来場者との交流を楽しみながら対応されていました。「これは着物生地を再利用しているんですよ」「この編み方は時間がかかるけれど、使う人が喜んでくれると励みになります」など、温かい言葉が飛び交い、笑顔で満ちた空間となりました。

準備から当日の設営、販売、そしてイベント終了後の片付けまで、クラフトクラブのシニアボランティアの皆さんが力を合わせて支えてくださいました。その献身的な働きと、ものづくりへの情熱が、今年も多くの方々に喜びと感動を届けました。

地域の皆さまがつながり、世代を超えて温かい交流が生まれるこのクラフトフェアは、隣組にとっても大切なコミュニティ活動の一つです。ご来場くださった皆さま、そして支えてくださったクラフトクラブの皆さまに、心より感謝申し上げます。

来年の開催もどうぞ楽しみにお待ちください。

隣組会員向け買い物送迎サービス

隣組会員向け「乗り合い」送迎サービスを利用して、お友達と一緒にお買い物に出かけてみませんか？

一人での買い物が大変な方や、重い荷物やまとめ買いをためらっている方は、隣組バンによる買い物送迎サービスをご利用ください。本サービスはJapanese Canadian Legacies Societyの助成金により購入したバンを使って実施されています。ご利用費はガソリン代としてお一人５ドルをいただいております。詳細は隣組ウエブサイトをご覧ください：　tonarigumi.ca/services/shopping?lang=ja

隣組日本語ホームサポートサービス

隣組では、日本語によるホームサポートサービス（簡単な家事お手伝いサービス）も提供しています。現在、初回サービスは無料、2回目・3回目は半額キャンペーンを実施中！詳細は隣組ウエブサイトをご覧ください：tonarigumi.ca/services/home-support?lang=ja

ケアギバーの会等ボランティアによる当事者会や、そのほか隣組が提供するサービスにご興味のある方は、こちらの隣組ウエブサイトをご覧ください：tonarigumi.ca/services?lang=ja

🎂誕生日パーティー — 11月13日🎂

11月13日（木）、10月・11月・12月生まれのメンバーの誕生日をお祝いしました。あいにくの大雨でしたが、多くの参加者にお集まりいただき、にぎやかな会となりました。

キッチンのボランティアの皆さんが、あたたかくて美味しいサンドイッチやその他の軽食を用意してくださり、みなさんで楽しみました。また、前田妙さんによる元気いっぱいの音楽と歌の特別パフォーマンスもあり、会場は大いに盛り上がりました。前田さんは2025年を通して誕生日パーティーでも演奏を続けてくださっています。

心温まる楽しいひとときとなり、来月のパーティーでもまた皆さんとお祝いできるのを楽しみにしています。