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2024 APR ファミリーケアギバーの会ブログ


2024年4月

ファミリーケアギバーの会ブログページ

情報交換と家族の支援にお役立てください。

今月のページでは、お役立ちグッズ等をご紹介。

最後までお読みください。



家族介護は24時間!お休みも大切です!

Aさんはこちらに住む旦那様を介護し、日本に住む認知症のお母さんの遠隔介護もしています。主に、日本に住むお父さんがお母さんのお世話をしています。お父さんも介護から離れることが大切だろうと思い、Aさんはお父さんをカナダに息抜きのために2か月間連れてきました。LAでの野球観戦などお父さんもAさんも楽しんでいるようです。お母さんは介護の経験のあるお友達が泊まり込みでお母さんのお世話をしてくれるそうで、お母さんもお友達との時間を楽しんでいるようです。家族介護はまさにお休みのない24時間介護です。お風呂や着替えや食事などだけでなく、買い物、洗濯、お医者さんとのアポや外部の人達とのやりとり、日常的にしていることのリマインダー(歯磨き、就寝時間、など)、安全の確保(お水の出しっぱなしや火の元の確認)やテレビなどのリモートの使い方補助など、24時間ついていなければいけません。家族介護者は24時間息抜きすることができません。ですから、周りの協力を受けながら、短期間でも介護から離れてリフレッシュすることが重要です。これは、在宅で介護している人だけでなく、家族は施設に入ってからも同じです。施設とのケアの交渉やコミュニケーション、Decision Makingなど形をかえた介護が続いていきます。他の人にお世話を頼むと心配でしょうが、そこは気持ちを切り替えて思い切って、介護から離れてお休みしましょう。


あれ?肋骨にひびが。。。でも、痛くないわ!

Mさんのお母さんは認知症があり日本に住んでいます。Mさんは遠隔介護で、一日おきにお母さんと電話でお話しをします。お母さん曰く、「調子が良くて悪いところはない」ということですが、日本に住む弟さんによると、お母さんの肋骨にひびが入っていたそうです。転倒したかどうかはわかりませんが、肋骨にひびが入っているのは事実だそうです。痛いはずのですが、「痛い」とはMさんに言いません。Mさんに心配かけまいとしてえ言わない可能性もありますし、認知症のため体感が鈍っているため、痛みがどこにあるのか認知できない可能性もあります。

認知症が進行すると、どこが痛いのかよくわからず、不快感だけが感じられるため、急に元気がなくなったり、イライラしたり、暴力的になったりすることもあります。痛みだけでなく、膀胱炎などの炎症に伴なう症状も同じことが言えます。さらに、寒さ暑さなどの体感も低下してくるので、夏などは特に水分の補給が遅れる熱中症になったり、冬は防寒が十分できなくなると風邪や肺炎などにもなりやすくなります。介護者はこうした体感ての低下を理解することで、介護を受ける人がイライラしたり、急にいつもと違う行動がある場合は、認知症が進行したと判断せず、まずは痛みや炎症などがないかどうか医師等に相談することが重要です。

とうは言うものの、Mさんのお母さんは肋骨にひびが入っていても、気持ちよく毎日を過ごしているようです。痛みはあまりないのかもしれませんね。


歩きましょう!脳も身体の一部です!

Mさんのご主人はVanDusen Gardenに行って庭園をみたり、散歩やハイキングが大好きです。毎日のお散歩も欠かせません。Mさんも負けずとお散歩やハイキングなどを楽しんでいます。認知症発症のリスクを軽減するためには有酸素運動が勧められています。身体と脳は繋がっていますから、高血圧や糖尿病を軽減し、脳を含んだ全身の血液の循環をよくすることによって、脳が活性化され常に血液を脳に送りこむことによって、認知症のリスクを軽減すると言われています。散歩、早歩き、走ったり、ハイキングするなど有酸素運動をできれば毎日、あるいは定期的にすることが重要です。さらに、外に出ることによって、紫外線を浴びることによって、脳の中でセロトニンという神経伝達物質が増えて、気分がよくなりうつ病等の予防にもなります。認知症の防止は対応として、脳を刺激するためにパズルや脳トレもとても大切ですが、身体を動かすこともとても重要です。外に出て定期的に軽い運動してみましょう。


歯磨きの話し

Aさんのお母さんは施設で生活していますが、最近歯磨きをしていない様子です。Aさんがお母さんの部屋をよく観察すると、いつもはコップの中に歯ブラシと歯磨き粉チュウーブが入っておいてあるのにコップがありません。お母さんにとってはコップがないということはいつもとちがう状態なので、それのために歯磨きをしなくなったのではないかとAさんは思いました。いつも慣れているケアエイドの人がいれば気づいてくれて、コップの中に歯ブラシと歯磨き粉を入れてくれるのだと思いますが、新しい介護の人達が入るとそういった環境もたもてなくなることもあります。こうした環境の変化も認知症の人にとっては大きな変化になるため、いつもの習慣さえも崩れてしまいます。

施設に入っても、家族ケアギバーはそういった環境の変化にさえも気づいて、施設とコミュニケーションしていかなければならないという負担を抱えています。施設に入っても、施設と協力して介護をしていくということでしょう。

もう一つAさんのお母さんの経験が教えてくれることは、認知症の介護は認知症の人を変えたり、治したりということではなく、その人にあった環境を整えるということです。その人のいままでの環境や日常の習慣などをよく知って、それを介護に生かしていくということではないでしょうか。

それと同時に、参加者のNさんが先日「認知症世界の歩き方」のワークショップに参加し、認知症や介護についてたくさんのことを学んだと言っていました。「認知症世界の歩き方」は本が出版され、認知症の方々から見た世界を私たちが理解するようにできており、認知症の人の感じ方や認知症の人から見た世界を参考に介護するようにできています。医療者や研究者が書いた認知症に関する本はたくさん出ていますが、こうした認知症の人からみた日常、環境、社会を垣間見ることは重要です。学ぶことがたくさんあります。

Youtubeも出てきますので、参考まで。


認知症世界の歩き方ダイアログ、カードゲームキット。

 





そして認知症世界の歩き方Youtube Videoです。

 

 




お役たちグッズ

Aさんからご紹介いただいたAmazon Alexaです。ご家族が事前にセットアップしておけば、認知症のある方も、「Alexa、リンゴの唄を聞かせて」と言うとAmazon Musicあるいは接続したMusic Appからリンゴの唄が流れてきます。日本語対応もできます。手軽に日本の曲も聞けますね。認知症の人も音楽を聴くだけで、気分もよくなり、脳が活性化され、穏やかに日常を過ごせると言われています。是非、お気軽にお試しください!参考まで。




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