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2023 JUN&JULファミリーケアギバーの会ブログ

更新日:3月22日


2023年6&7月

ファミリーケアギバーの会ブログページ

情報交換と家族の支援にお役立てください。




施設にいても、ケアギバーは介護に追われる!

お母さんが施設にいるBさんは今日も、ボランティアさんとその団体、施設とのスタッフの連携の大変さを共有してくれました。


お母さんは認知症が進んで、お風呂の拒否などかが続いています。特に日常のアクティビティーのRoutineを崩されると必要な生活介護が難しくなってきます。特に夏は暑いので、Personal Careを上手くしていかないと衛生上の問題も発生します。なるべく、お風呂の日はアクティビティーをいれずにと思っても、ボランティアさんが来てアクティビティーを始めてしまうと、お風呂は無理。その辺のスケジュールの調整をボランティアさん、施設のスタッフ等と調整するのはBさんの役割になってしまいます。施設スタッフも日によってちがうので、コミュニケーション大変です。


お母さんへのバランスの取れたケアには関係者の連携が不可欠。現在のヘルスケア・システムの中では、その中心を担うのが家族となってしまいます。ケアギバーの役割は、施設に認知症のご家族が入居しても終わることはありません。認知症の方は自分のケアニーズを認識し、表現するのが難しいことが多いので、その人をよく知っているケアギバーである家族が代弁しなければいけないことが多々発生します。その人にとってアクティビティーも含めたバランスのとれたケアを施設やボランティアさんに伝えることが大切です。こうした家族の介護は続いていきます。Bさんはこれからもスタッフやボランティアさんと会う機会を設けて、お母さんのケアにあたっていくようです。見守っていきましょう。


尿漏れパットからプルアップへ

加齢や認知症が進むと尿漏れや尿、便失禁になるこも多々あります。それが、介護度をあげることにもなり、施設への入居のきっかけになる可能性もあります。


Nさんのお母さんは便漏れが頻繁になり、プルアップに変える時期かと思っていますが、どんなタイミングでかえるか悩んでいます。参加者のAさんのお母さんはプルアップに変えた時、プルアップを普通の下着と思ってしまい、汚れたプルアップをクロゼットに閉まっていたこともあったということです。そんな時はこっそり捨てておいたそうです。プルアップの縫い目をみて、それが裏だと思って、裏返しにプルアップをしていたこともあったそうです。プルアップに慣れてもらうことも必要なので、少しずつ慣らす意味で、夜だけ試してみる等の導入期間をつくるのもいいんではないかという意見もでました。アクシデントは付き物ですから、少しづつ着実に慣れてもらうのも大切ですね。


ケアギバーのメンタルヘルス

社会が高齢化し、さらに認知症の人が増えにつれて、ケアギバーの介護疲れや介護うつ等は大きな社会問題になってきています。Mさんは介護疲れについて話してくれました。


Mさんのお母さんは在宅でサポートを受けながら、介護施設の入居を待っています。お母さんは気持ちの落ち込み等があり、頻繁にMさんに電話をしてきます。Mさんのみが気持ちをオープンにできる相手なのです。Mさんもそのお母さんの気持ちはわかっているものの、頻繁に電話がくるとMさん自身もお母さんのことが心配なものの、気持ちがお母さんに引きずられて、落ち込むことが多々あります。最近は少々「聞き流して」自分の気持ちが落ち込まないように心がけていますが、さらに最近はMさんのご主人のことが心配になり始めました。ご主人も医師から初期の認知症を指摘され、ご主人の認知症の症状も気になり始めました。ご主人の運転中の出来事や物忘れも「もしかしたら、認知症が進んだのでは?」と細かいことまで心配になってしまいます。一日中神経をとがらせているような状態なのでしょう。


ケアギバーにとってはこのような精神的に24時間気が休まらないことは大きな介護疲れの一原因にもなります。参加者のみなさんが経験していることです。介護以外のことに意識をむけたり、Respite Careを使って、介護から短期間離れたり、気晴らししたりとみなさんそれぞれ工夫しているようです。これをやれば、介護疲れは解消されるという単純なものではありません。いろいろな方法を組み合わせて、その時々自分にとって効果のある軽減法を試していくしかないのかもしれません。自分の気持ちを少しでも他の人と共有することも一つの方法かもしれませんね。


本人は幸せそう!

Nさんのご主人は最近物忘れや勘違いが増えたようです。周りのお友達も気づいてきて、Nさんに電話をしてきます。同じことを繰り返し言ってきたらどう対応したらいいかなど、Nさんに対応法を相談してくるそうです。


Nさん曰く、「本人はいつもすごく幸せそう。物忘れしようが全然本人は気にしてません。」 でも、Nさんはご主人の変化を目の当たりにして、ショックあり、涙することもあります。認知症の進行を遅らせる薬の検討もしているようです。でも、本人が幸せそうであるというのは救いです。そして、周りの人たちがその幸せの手助けをしてくれようとしていることも大切です。今現在の医療では、認知症は完治する病気ではありません。ご本人を変えようとするより、ご本人が住みやすい環境をみんなで作っていくことも大切だとまた感じさせられました。

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